ダイレクトタッチ【ラグビールール中級編】

ダイレクトタッチとは、自陣22mラインより敵陣側で蹴ったボールが直接タッチラインの外に出てしまうことをいうよ。
いわゆる「ミスキック」で、この場合は蹴った地点まで戻されて、相手ボールのラインアウトで試合は再開するんだ。
下記の動画でわかりやすく解説してあるので、まずはこれを見てみてね。

自陣22mラインより内側からのキック

上記動画でも説明があったように、自陣22mラインより内側から蹴ったボールは、バウンドにかかわらず、ボールがタッチラインの外に出た地点から「相手ボールのラインアウト」で試合は再開するよ。

自陣22mラインより外側からのキック

一方、自陣22mラインより外側(敵陣側)からのキックは注意が必要で、蹴ったボールが「地面」や「選手」に触れず直接タッチラインの外に出てしまった場合はダイレクトタッチになってしまい、蹴った地点まで戻されてしまうんだ。
そのため、自陣22mラインより「外側」で蹴る場合は、地面にバウンドさせてから出す必要があるんだよ。




注意点

ちなみに、自陣22mラインの「外側」にあったボールを、22mラインの「内側」に一度戻したあと、外に「直接」蹴り出してしまった場合は、ダイレクトタッチと同じ扱いになってしまうから注意が必要だよ。
この場合も、蹴った地点まで戻されて、相手ボールのラインアウトで試合は再開するんだ。

ペナルティキックの場合

上記で説明したタッチキックとは違い、ペナルティキックでは「蹴った位置」や「バウンド」にかかわらず、タッチラインに出た地点での「マイボールラインアウト」で試合は再開するんだ。
ペナルティキックに「ダイレクトタッチ」は関係ないよ。
陣地も稼げる上に自分たちのボール(マイボール)で始めることが出来るから、蹴り出した側はとても有利なんだ。
このように、ペナルティ(反則)をしてしまうと相手に大きな得点チャンスを与えてしまうことになるから、ラグビーでは「規律が大事(反則しないことが大事)」だといわれているんだよ。



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