フッカー(HO)2番

フッカーとは、背番号「2番」をつけている選手のことをいい、スクラムではプロップ(1番と3番)の間で舵を取る(コントロールする)重要なポジションだよ。
英語表記は「HO」。
一般的には、プロップより少し小柄だけど、その分器用な選手がなることが多いんだ。
また、スクラムでは、プロップと共に相手と組み合って押し合うフロントロー(第1列)の真ん中に位置するため、スクラムの要ともいわれているよ。

フッカー(hooker)は、スクラムに投入されたボールを足で引っ掛けて(フックして)後方に送り込むという役割があるんだけど、その役割であるフック(hook)が、フッカー(hooker)のポジション名の由来にもなっているんだ。

ボールをフッキングしている最中は足が一本になるため、そのタイミングで相手に押されることも多く、いかにフォワード8人でまとまったスクラムを組めるかどうかが鍵となっているんだよ。
また、ラインアウトではボールを投げ入れる重要な役割(スローイン)もあるため、フォワード陣の中でも特にボールの扱いの上手さパスの技量が求められるんだ。

ちなみにこのスローインを行なう人をスローワーというんだけど、必ずしもフッカーが務めなければいけない訳ではなく、誰が務めても良いとされているよ。
でも、各ポジションの特性上、プロップはリフターを、ロックはジャンパーを、機動力のあるフランカーやナンバーエイトは次のプレーにすぐ行けるよう後方に位置することが良いとされているため、必然的にフッカーがスローワーを務めることが多いんだ。



スクラムやラインアウトなど「セットプレー」において必要不可欠なポジションであるフッカー。
でも近年のラグビーでは、セットプレー以外のフィールドプレーでも活躍の場は多くあり、アタック・ディフェンス共に強くて上手い選手がこのポジションに就くことから、フッカーは第二のナンバーエイトとも呼ばれているんだよ。
そのため、高校時代は「ナンバーエイト」をやっていた人が、大学時代は「フッカー」に転身したという選手も少なくないんだ。
また、フッカーはレフリーとのコミュニケーションも必要とすることから、チームのキャプテンやバイスキャプテン(副キャプテン)に任命されることが多いポジションなんだよ。

フッカーを動物で例えると

もし、フッカーというポジションを動物で例えるとしたら、サイさんが最適かな。

ゾウさん(プロップ)に次ぐ身体の大きさ体重の重さなのに小回りもきくサイさんはこのポジションにピッタリなんだ。



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