ノットストレート【ラグビールール初級編】

ノットストレート(not-straight)とは、ラインアウト及びスクラムにおいて、ボールの投げ入れが真っ直ぐに行われないことをいうよ。
基本的に、ラインアウトもスクラムも、公平を期すために両チームの真ん中にボールを投げ入れなければいけないんだけど、定められた範囲からそれてしまった場合はノットストレートという反則が取られてしまうんだ。
直訳の通り、まっすぐではないということだよ。
ラインアウトでノットストレートが生じた場合は、相手ボールのラインアウト、もしくはタッチラインから15m地点での相手ボールスクラムとなり、スクラムでノットストレートが生じた場合は相手側にフリーキックが与えられるんだ。
でもほとんどの場合、ノットストレートという反則はラインアウトで見られることが多いよ。
下記の動画が、ラインアウトでのノットストレートだよ。

このノットストレートだけど、厳密にいうとど真ん中でなくても良いとされているんだ。
野球にもストライクゾーンがあるように、定められたエリアであれば多少味方よりに投げても良いんだよ。
そのエリアとは、両チームの間1m以内
ラインアウトが行われる位置(中心線)から両チームが50cmずつ離れているため、この領域内であればノットストレートは適用されないんだ。
でも、この1mのエリアからそれてしまった場合は、例え相手側にそれたとしてもノットストレートが適用されるよ。
※相手チームが有利な状態であればアドバンテージルールによりプレーは続行


この反則は、テレビ中継や客席からでも分かりやすい反則なので、ラインアウトの際は真っ直ぐ投げ入れられるかどうかにも注目してみてね。



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