HAKA(ハカ)を受けるチームがハーフラインを越えると罰金〇〇万円
日本のラグビーファンから絶大な人気を誇る、ニュージーランド代表「オールブラックス」。
このオールブラックスが試合前に披露する儀式を「HAKA(ハカ)」というんだけど、このハカを受けるチームは自陣で横一列となって見るのが基本とされているんだ。
画像引用:THE IRISH SUN
でも、ラグビーワールドカップ2019日本大会の準決勝「オールブラックス vs イングランド」戦では、生涯語り継がれるであろう名シーンが誕生したよ。
その映像がこちら。
なんと、イングランド代表が「V字ライン」の隊列を作り、ハーフラインを越えたんだ。
実は、このハーフラインを越える行為は規約違反にあたり、罰金処分が科せられることになっているんだよ。
その金額は2,000ポンドで約28万円。
個人ではなく「チーム」として支払う罰金で、本大会では台風被害にあった被災地に全額寄付されることになったんだ。
ちなみに、ラグビーワールドカップ2011の決勝でも「フランス代表」がハーフラインを越えたことがあって、その時の罰金は2,500ポンド(約35万円)だったんだよ。
イングランドの罰金と「額」が違う理由は、ハーフラインを越えた人数の違いとされているんだ。
フランス代表は全員がハーフラインを越えたことに対して、イングランド代表はハーフラインを越えた人数が6人。
そのため、罰金はフランスの2,500ポンド(約35万円)よりも少なく設定されたんだよ。
ワールドラグビーが定めた「対戦チームはキックオフ前に敵陣に侵入してはいけない」という規約があるため中々見られる光景ではないけど、これからはオールブラックスのハカだけでなく、ハカを受ける側のチームにも注目してみてね!
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