
ナンバーエイト(No.8)8番
ナンバーエイトとは、その名称の通り背番号8番をつけている選手のことをいうよ。
英語での表記は「No.8」。
世界ではエイトマンとも呼ばれているんだ。
ナンバーエイトは、全ポジションの中で最もフィジカルに優れた選手(強い選手)がなることが多く、フォワードの中心選手とされているよ。
また、フォワードの中でも頻繁にボールを持つポジションであることから、ハンドリングスキルや運動量も求められるんだ。
スクラムではバックロー(第3列)の真ん中(最後尾)に位置し、フッカー(2番)がかき出したボールをキープしたり、時には自らスクラムサイドに持ち込んで突進したりするよ。
フランカーのように、ナンバーエイトが名キャプテンとなるケースも多いんだ。

フランカーとは、背番号「6番」「7番」をつけている選手のことをいい、6番のことを左フランカー、7番のことを右フランカーというよ。
英語での表記は「FL」。
フランカーは、フォワード(1番~8番)の中でも特に運動量と仕事量が求め...
ナンバーエイトだけ、何故そのままのポジション名なのかというと、ナンバーエイトは全ポジションの中で最も新しく誕生したポジションだからだよ。
昔は、6番・7番・8番をまとめて「バックロー(第3列)」と呼び、スクラムでも横一列に並んでいたんだ。
下記画像のように、7番と8番の位置も逆で、真ん中の選手のことをバックローセンターと呼んでいたんだよ。
それを現在のように改めた際に、前から「8番目」ということで「ナンバーエイト」と呼ぶようになったんだ。
現代のラグビーでは、スクラムを組むとフランカー(6番・7番)はほぼ「第2列目」に位置するけど、
画像引用:WORLD RUGBY 競技規則
「第3列(バックロー)」と呼ばれている理由は昔の名残なんだね。
ちなみに、ナンバーエイトは後ろ(15番)から数えても8番目となるよ。
フォワードだけでなく、まさにチームの中心選手。
体の大きさ、パワー、スピード、的確な判断力など、全てを兼ね備えたスーパーマン的存在なんだ。
ナンバーエイトを動物で例えると
もし、ナンバーエイトというポジションを動物で例えるとしたら、クマさんが最適かな。
大きくて強くて速くて暴れん坊なクマさんは、ナンバーエイトにピッタリなんだ。
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