田中 史朗(Tanaka Fumiaki)
田中 史朗(たなか ふみあき)選手とは、トップリーグのNECグリーンロケッツに所属するラグビー選手だよ。
ポジションは9番のスクラムハーフ。
世界最高峰のプロリーグ「スーパーラグビー(野球でいうメジャーリーグ)」に、日本人で初めて挑戦した伝説的プレイヤーなんだ。
こちらが、田中選手の基本情報だよ。
本名:田中 史朗(たなか ふみあき)
生年月日:1985年1月3日
出身地:京都府
血液型:O型
身長:166㎝
体重:72㎏
出身中学:洛南中学校
出身高校:伏見工業高校
出身大学:京都産業大学
所属チーム:NECグリーンロケッツ東葛
キャリア:日本代表 / ハイランダーズ / サンウルブズ
ポジション:スクラムハーフ
田中選手は、上鳥羽小学校4年生のときにラグビーと出会い、洛南中学校で本格的にラグビーを始めたんだ。
当時のポジションは「スタンドオフ(10番)」だったんだけど、名門である伏見工業高校で「スクラムハーフ(9番)」に転向したんだよ。
高校1年時には全国高校ラグビー(花園)で優勝を経験し、3年時にも全国ベスト4に。
そして高校日本代表にも選出されたんだ。
その後、進学した京都産業大学ではU-19日本代表に2年連続で選ばれ、ニュージーランド留学も経てさらに成長。
大学4年時の「全国大学選手権」ではベスト4入りに貢献したよ。
大学卒業後は、2007年にトップリーグの「三洋電機ワイルドナイツ(現:パナソニック)」に加入。
1年目にしてレギュラーの座を獲得して、トップリーグの「ベストフィフティーン」と「新人賞」をダブルで受賞し、翌年には日本代表にも初選出されたんだ。
そして2013年に、ニュージーランドの強豪「ハイランダーズ」に加入し、日本人で初めてスーパーラグビープレイヤーとなったんだよ。
ハイランダーズに加入して3年目の2015年には、ハイランダーズのスーパーラグビー初優勝にも大きく貢献。
田中選手は行く先々で結果を残している、日本ラグビー界のレジェンドなんだ!
田中史朗選手の強み
田中選手の強みは、何といっても経験の豊富さ、判断力、負けん気の3つだよ。
上記でもお伝えした通り、田中選手は国際経験も豊かな大ベテランなんだ。
そのため、波も小さく、常に安定的なパフォーマンスを発揮しているよ。
また、その経験によって培われた判断力は世界でもトップクラス。
ハイランダーズ時代には、世界一のスクラムハーフと呼ばれる「アーロン・スミス」からレギュラーを勝ち取ったこともあるくらいだよ。
パスを放るリズムは常に3パターンほど持っており、状況によって使い分けることができるんだ。
田中選手自身は、「スキルで比較すると若手の方が断然上手い」というけど、この経験と判断力、そして自分より遥かに大きい巨人相手にも臆さずタックルへいく「負けん気」は、どのスクラムハーフと比較しても勝るとも劣らないよ。
ラグビー日本代表の元ヘッドコーチ「エディー・ジョーンズ」も、田中選手は日本で一番のスクラムハーフと語ったほどなんだ。
この記事へのコメントはありません。