オフロードパス【ラグビー用語中級編】

オフロードパス(略:オフロード)とは、タックルを受けながら味方にボールを繋ぐパスのことをいうよ。
ニュージーランドやフランス、フィジーが得意とするプレーの一つで、このオフロードパスが決まれば、大きなチャンスやトライが生まれることが多いんだ。
まずはこちらの動画を観てみてね。

最後にタックルを受けながら放ったパスが、オフロードパスだよ。
近年のラグビーでは、全体的にディフェンス力が向上しているため、ただ闇雲に攻めるだけではディフェンスラインを突破することは中々難しいんだ。
でもそこにキックを取り入れたり、オフロードパスをすることで、固いディフェンスラインをこじ開けることができるんだよ。
このオフロードパスは、タックルを受けながら正確にボールを投げなければいけないので、高いパススキルとタックルをずらすボディコントロール視野の広さが必要とされるんだ。
また、オフロードパスを成功させるには、「パスする側」の能力だけでなく、「受け手側」の立ち位置(サポート)も非常に重要となるよ。
いくらオフロードパスが上手い選手でも、仲間のサポートがなくボールを投げられる場所に誰もいなければ、パスすることはできないからね。
そのため、オフロードパスは、サポート選手が良いタイミング良い場所に走り込む必要があるんだ。
すなわち、双方の阿吽の呼吸が重要なプレーでもあるんだよ。



関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。