ラグビーワールドカップの決勝トーナメントで「同点」だった場合

今回は、ラグビーワールドカップの決勝トーナメントで同点だった場合はどうなるのかについて説明するよ。
決勝トーナメントとは、4つのグループの上位2ヵ国が進出できる戦いで、敗れたら終わりのノックアウト方式なんだ。
そのため、同点の場合は下記の方法で勝者を決めるよ。

10分ハーフの延長戦

前後半40分の計80分が同点で終了した場合、10分ハーフの延長戦が実施されるよ。
この「10分ハーフの延長戦(計20分)」でより多く得点したチームが、勝者となるんだ。

10分間の再延長(サドンデス方式)

もし、上記で決着がつかなかった場合は、10分間の再延長が行われるよ。
ただこれはサドンデス方式で、どちらかのチームが先に得点をあげた時点で決着がつくんだ。
トライ(5点)でなくても、ペナルティゴール(3点)やドロップゴール(3点)が決まった時点で試合終了だよ。

キッキングコンペティション

仮に「再延長」でも決着がつかなかった場合は、キッキングコンペティションが実施されるよ。
キッキングコンペティションとは、サッカーでいうPK戦みたいなもので、ゴールキックの成功数を競い合うんだ。
メンバーの中から5人を選出し、蹴る場所(角度)を変えて、成功した合計本数で勝敗を決めるよ。
5人終了時で同点だった場合、6人目以降はサドンデス方式で行われるんだ。
決勝トーナメントでは、このような方法で「勝者」を決めるんだよ。
ちなみに、プール戦で勝ち点が同じだった場合は、こちらの記事を参考にしてね。



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