ノーサイド【ラグビー用語初級編】

ノーサイド(No side)とは、ラグビーにおいて試合終了のことをいうよ。
試合終了の笛が鳴れば、敵も味方も関係なくサイド(区別)が無くなることから、ノーサイドと呼ばれるようになったんだ。
試合中はあれほど激しくぶつかり合っていたのに、ノーサイドのホイッスルが鳴れば、味方も、勝者敗者も関係なく、お互いの健闘を称え合う。
これをラグビーでは「ノーサイドの精神」というんだよ。

また、ラグビーには「アフターマッチファンクション」という文化があるのも一つの特徴。
アフターマッチファンクションとは試合後の交歓会のことで、ノーサイド後に両チームが集まって軽飲食を楽しみながら、お互いの健闘を称え合う場が設けられているんだ。
「あのタックルは強かった」「あのプレーは凄かった」など、試合内容を振り返りながら交流を深める文化(伝統)が、ラグビーにはあるんだよ。
これはラグビー発祥の地である「イングランド」から伝わったもので、主催者側が対戦相手を歓迎する意味で行われていたんだ。
ラグビーワールドカップでは試合のスケジュールがタイトなこともあって、アフターマッチファンクションは実施されないんだけど、大学ラグビーやトップリーグでは今でもその伝統が受け継がれているよ。
まさに、ノーサイドを象徴する行事だよね。

ノーサイドからフルタイムに…

ラグビーの大事な精神を表す「ノーサイド」だけど、実は日本以外ではほとんど使われていなくて、現代では「FULL TIME(フルタイム)」が一般的となっているんだ。
時代の流れと共に、ノーサイドという言葉が死語になってきてしまったんだよ。
なぜ、ノーサイドという言葉が使われなくなってしまったのかは定かではないんだけど、こんなに美しい言葉なんだから、未来にも受け継いでいきたいよね。
この「ノーサイドの精神」は、選手だけでなく観客(サポーター)にとっても大事なことだから、試合終了の笛が鳴れば、相手サポーターにも賞賛の拍手を送ってあげてね。



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